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「ぶんまわす」という技について。

こんにちは。この記事はダブルバトルの記事ですが、シングル勢の皆さんも知識として持っておくと今後役に立つかもしれない記事となってます。

 

本日は「ぶんまわす」という技を使用した独自の裁定とコンボについて紹介します。

 


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※サムネ用画像

 

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なぜ「ぶんまわす」という技に独自性が存在するのか

 

シングル勢の方なら誰でも思うでしょう。「どろぼうでええやん」と。ですが、どろぼうでは全然良くありません。明確に違うのです。ダブルバトルをやってる皆さんならご存知でしょう。

 

そう、ぶんまわすという技は第7世代現在までにおける唯一の

 

全体攻撃できる接触技

 

なのです。

 

つまり、じしんやなみのりのように味方を殴りながら相手にもダメージを与えることができるだけでなく、

 

味方に接触して攻撃することにより独自のコンボを発動させることもできる

 

という非常にユニークな技なのです。どろぼうとはできることが全然違うということが分かってもらえたでしょうか?

 

 

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全体技の裁定について(殴る順番とタイミング)

 

ぶんまわすを解説する前に軽く全体技の裁定についてもお話しておきます。地味に重要なことなので。

 

実は全体技には殴る順番が存在しています。

 

あぁぁ…ダブル勢の皆さん、「はいニワカ乙ーwww」とか言わないで下さい…(汗)

 

確かに、全体技のモーション、ダメージの入り方を見る限りでは完全に敵味方同時です。

 

ですが、殴ることにより発動する「追加効果」や全体技を「守る」系統の技で防ぐことにより出るメッセージには全て順番が存在しているのです。

 

大事なことなので太字で書きます。守る、追加効果発動の順は

 

味方→味方に対面してる敵→その横

 

です。図にするとこんな感じです。f:id:fales-kily:20180815170221j:image

ローブシンが全体技を使うとしています。

 

まぁ、最低限覚えておくことと言ったら、

 

一番最初に攻撃を守るのは味方

 

ってことくらいですかね。

 

 

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「ぶんまわす」で発生する独自の裁定その1、体力0で攻撃

 

攻撃するポケモンニードルガードに接触してしまった場合、どうなるかは皆さんご存知ですよね?

 

そう、1/8だけのスリップダメージを受けます。

 

体力が0になったポケモンは当然戦闘不能になりますよね。

 

ところが、ぶんまわすによる攻撃中にニードルガードによって体力が0になった場合、戦闘不能にならないまま攻撃をすることができるのです。

https://twitter.com/porigon865885/status/1029684108195024896?s=19

※上URLから僕のツイートに飛びます

 

これはおそらく体力0になったタイミングでもぶんまわすの処理が終了していないため、戦闘不能処理を後回しにしてぶんまわすの攻撃処理を行っているためだと考えられます。

 

体力0のポケモンでも攻撃できる!

 

ポケモンとは強い生き物なんですね。

 

 

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「ぶんまわす」で発生する独自の裁定その2、キングシールド

 

キングシールドにポケモンが接触した場合、接触したポケモンは攻撃が2段階下がります。

 

全体技を使用した際に守るポケモンがいた場合、守るのメッセージを表示した後に攻撃が行われます。

 

キングシールドの追加効果は守った瞬間に発動するので、攻撃モーションの前に2段階下降がされてしまいます。

 

さて、ここで守ってないポケモンにはぶんまわすはどれだけのダメージが入るのでしょう?

 

答えは、

 

攻撃が2段階下がった状態でのダブルダメージぶんまわす

 

です。

 

ぶんまわす自体はひと振りでやってるように見えて、一瞬の間に急にヘタれて弱くなってしまうのですね。

 

ポケモンって強いように見えて実は弱い生き物なんですね。

 

 

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「ぶんまわす」で発生する独自の裁定その3、こんじょう

 

その1、その2と同様に、今度はトーチカを使用したポケモンがいる状態で特性こんじょうのポケモンがぶんまわすを使用したとしましょう。

 

トーチカに接触した時の効果は、「接触したポケモンをどく状態にする」です。

 

この時、特性こんじょうのポケモンがぶんまわすを使用してどく状態になってしまった場合、守ってないポケモンへのダメージはどうなるのでしょうか?

 

答えは、

 

こんじょうの補正が乗る

 

です。

 

おそらくこれもキングシールドの時と同じ理屈なのでしょう。ひと振りしてる時にトーチカ接触でどくになったと思ったら、その一瞬で急にこんじょうを見せてくれるのでしょう。

 

ポケモンって強いように見えて実は弱い、でも頑張れる生き物なのでしょう。

 

 

 

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取り敢えず今回の報告は以上になります。

 

実はこのぶんまわす、今回の報告を踏まえると色々とツッコミどころがあります。

 

(まぁ主に体力0パンチと接触判定のせいなんですが…)

 

続報をお待ち下さい。

 

それでは(´・ω・`)ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだよこの技…