こんにちは。
本日は僕がポケットモンスターレーティングバトルシーズン12で使用していた構築についてお話したいと思います。
サムネ用トレーナーカード
構築経緯
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2018年夏、筆者であるSURは大きな大きなスランプに陥っていた─
「はーーーーー、なんだこのクソゲー。」
レーティングバトルでは1600すら乗ることができず、対戦オフに参加しても勝ち数よりも負け数のが多くなり予選抜けですら満足にできない体たらく。
おまけにポケモンカードゲームにハマり始めて実機をおろそかにするというポケモントレーナーとしてはほぼ最悪に近い状態でくすぶっていたのだ。
「タスキ持ってシャドースチールしてみたり、胞子で無理矢理起点作ってからやぶとピンチベリーで能力上昇無双してみたり、素直に残飯持ってムラムラしてみたりしたけど、まーーーーったく勝てねぇわなんだこのう○こゲーム、ふぁっ○んふぁ○きん」
勝ちたい、でも人と同じことはしたくない。そんな彼は勝利もろくに掴めない、一発屋芸人にもなりきれない、中途半端を極めた中でたまに実機をやっては文句を垂れ流すただの害悪淫乱変態チンパンジーと化していた…
もう終わりなのか……
そんな時!!一匹のポケモンが彼の前に現れたのであるっっっっ!!!!!!!
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??「おい、う○こトレーナーSURよ。何ともまぁ間抜けな姿じゃねぇか。俺は悲しいぜ。」
「あ、あんたは誰だ…?」
??「俺か?俺は貴様を救いに来た。最低の害悪をもってして貴様をゴミクズう○こチンパンジーから悪の権化へと昇華させるためになぁ。」
「ゴミクズう○こチンパンジーだと!?よくもそんなことを言いやがって!!だいたいテメーは何様の身分で…
ん?この全身がムラムラする気持ちの良い感じ…それでいて冷たくなく、どこか暖かくて懐かしい記憶、身に覚えが…
!!
な…まさかあなたは…!!!」
??「そうだ。俺の名は─
ビーーーーーーダル様だぁ!!!!!」
「ビーダルだと…お前、こないだ俺が20勝RTAで使ってクソみたいな成績を叩き出してしまったことが原因で解雇されたムラっけ界のツラ汚しじゃねーか!何でお前なんかがこんな所に!!」
「いや、RTAでムラっけ使うなや。そら成績落ちるわ。
そんなことより貴様には取り敢えず現実を知ってもらおうと思ってだな。」
「現実だぁ?何を今さら…」
「まず言ってみろ、貴様、ドーブルの種族値は合計でいくつだ?」
「はぁ?そんなん俺が覚えてないはずないだろ。55-20-35-20-45-75の合計250だよ。」
「そうだな。では次に、この俺ビーダルの合計種族値はいくつだと思う?」
「ビーダルの合計種族値…?お前なんかどうせただの序盤ノーマルに過ぎないし、合計400くらいしかないだろ。秘伝要員がお似合いだぜ。」
「480だ。」
「……………は?」
「79-85-60-55-60-71の480だ。そう、あの世界を今賑わせている最悪のムラっけポケモン、オニゴーリと同じ、合計480族だよ。」
※みんな電卓を叩いてみてね。大嘘だよ。
「な…オニゴーリと…同じ?」
「その通り。貴様の貧弱な数値とは天と地ほどの大きな差があるのさ。」
「そ、そんな…」
「さらに教えてやろう。貴様がムラっけ対策対策として愛用してる挑発だが、俺も余裕で使えるのさ。何なら俺のが能力値が高い分受けも成立しやすいし、優秀なタイプゆえに先制技で縛られることも少ない。」
「バカな……」
「分かってんだろ、貴様の弱さはその数値の低さだってこと。そして、このままじゃ上には戻れないってこともなぁ!」
「う…ぐ…」
「貴様に残された道は2つだ。その低種族値という弱さを抱えたまま地獄のような道を歩み続けるか─
ムラっけを捨て俺に忠誠を誓うか。」
「忠誠…だと…?」
「選べ…ドーブル。」
「………………………」
テーレーレーレーレーレーレ~♪
コノーママー♪アルキツヅケーテルー♪
「
ふ、ふははははははははは!!!!!!ならば!!!!答えは1つ!!!!!!!!
あなたに!!忠誠を!!!誓おう!!!!」
「はっはっは、だからポケモンは面白い!
このレーティング界から去るのは止めだぁ!
さ、やるぞ、ドーブル。」
「ふふふ…」
そして、この2体の構築にリザードンが入り、
「ビー」ダル、リ「ザ」ードン、ドーブル(犬)
の3体から「ビー ザ ワン」という名前が出来たのである。
おちまい。
解説
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書きたいことはもう全部書いたのであとは適当に書きます。
・ビーダル@たべのこし
ムラっけ
ようき
177(180)-113(60)-81(4)-*-82(12)-135(252)
たきのぼり/ちょうはつ/みがわり/まもる
調整意図:H16n+1、A残り、BDダウンロード対策案、Sぶっぱ
解説:多分ごく普通のたきのぼりワンウェポンの残飯ムラっけビーダル。挑発が綺麗に決まるとオシャレ。ムラムラしてるだけで強い。
テクニシャン
むじゃき
131(4)-45-55-72(252)-58139(252)
ねばねばネット/こごえるかぜ/へびにらみ/くちばしキャノン(ほろびのうた)
調整意図:CSぶっぱ。
解説:起点作成特化こごかぜネットドーブル。
こごえるせかい(65)ではテクニシャン補正がかけられず、しんちょうHDマンダのみがわりを壊せないためこごえるかぜ。無振りの霊獣ランドを2パンできたりもする。
基本はこごかぜかへびにらみして次ターンに上からネット撒くことで相手全員のSを下げて裏のビーダルをハメやすくすることが目的。
くちばしキャノンを採用したことでミミロップやメタグロスの先制技に縛られずに最低限の仕事ができたのも良かった。1700くらいからゲッコウガが大繁殖してたのでみがわりされても起点を作れるほろびのうたになった。
─ちなみにくちばしキャノンはすばやさに関係なく優先度+6でくちばしの燃焼を開始し、攻撃自体は-5で撃つという何か変なきあいパンチみたいな技です。
弱い?ノンノン。これ、くちばし燃焼してる時に接触すると相手が火傷するなんて追加効果があるんですよ。
これ、ホントに地味に強かったので一度使ってみて下さい。─
・リザードン@メガX
かたいツメ
ようき
185(252)-162(92)-132(4)-*-110(36)-149(124)
ニトロチャージ/おにび/じしん/はねやすめ
調整意図:特化ミミッキュのぽかぼかとかげうち確定耐え、無降りメガゲンのシャドボ確定耐え、準速ミミッキュ抜き、残りA
解説:特に何も言うことがない鬼羽リザX。
単体性能が低いのでちゃんとS操作とやけどによる能力低下を狙っていくこと。
(アーゴヨンには一方的に負けてた。じしん切って竜技にするのも一興。)
あまのじゃく
おくびょう
164(108)-*-116(4)-112(132)-117(12)-181(252)
解説:こちらの記事を参考にしました。
http://www.teaparty-poke.com/entry/2017/09/11/174304
(無断転載ですので問題がありましたら消します。)
エースとしての性能をもたせつつ起点作成要員みたいに見えるのでめっちゃ優秀。
ねばねばネットがあればゲンガーやアーゴヨンも上からミラーコートZで倒せるよ。やったね。(C2↑じゃないと無理だしスカーフだと結局無理だしリフストは外すしでほんとお茶目。)
ぼうおん
ひかえめ
151(4)-*-145-167(252)-125-137(252)
解説:ネット撒いて上からリサイタルを開こう。雑に強いよ。ちなみにこのパーティは相手のジャラランガがバカみたいに重いからぼうおんで採用してるよ。ぼうおんが役に立ったことは数えるくらいしかないよ。
あと、このパーティはビーダルとリザードンにヒードラン性能を仕込んでるけどコイツにドレインパンチがあれば多分もっと楽だよ。
何なら1↑ラスカノでも無振りミミッキュ落とせないから採用する意味が本当に不明だよ。
でも何か気づいたら撃ってるし、それで勝ってることもそれなりにあるよ。
不思議だね。
・ギルガルド@弱点保険
バトルスイッチ
のんき
167(252)-71(4)-220(236)-72(12)-171(4)-72
解説:こちらの記事を参考にしました。
http://yanko-poke.hatenablog.com/entry/2018/03/08/103317
(こちらも無断転載ですので問題があるようならば消します。)
このパーティで苦手とするポケモンに強く、またムラっけポケモンとのタイプ的な相性にも優れていることから採用。
なるべく引かずに目の前の敵をぶちころすることを意識していれば自ずと勝ち星の方からこっちに来るような、そんな感覚があった。
終わりに
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「お前さぁ。」
「ん?」
「最初のがやりたかっただけだろ。」
「せやで。」
今度こそおちまい。
あ、最高レート1800です。