こうするとこうなる

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【ネタバレアリ】ドラゴンクエスト ユア・ストーリーを観てきました(しっかり感想編)


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こんにちは。

 

前回のくそみたいな記事を読んでくれた皆さんありがとうございました。

 

ちょっと「おこ」な気持ちが全面的に出過ぎてあんなカタチになっちゃいました。お許しください。

 

ドラゴンクエスト ユア・ストーリーを観てきました。 - こうするとこうなる

 

いや、と言うのも実際に観たひとなら分かると思いますが、本当に僕が「おこ」になるようなお話だったんですよ。

 

これからその点についてじっくり書いていきたいと思います。

 

ネタバレを思いっきりするので、踏みたくない人は回れ右して帰ってくださいね。

 

 

 

 


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あ、ちなみにですが、僕はドラクエVについてはめちゃめちゃ思い入れがあります。何なら「人生で初めてプレイしたゲーム」ってレベルの思い入れです。

 

あれは思い返すこと18年以上前…当時小学校入学前の僕ですが、その時は叔父さんが盆正月で遊びに来てたときのみ触れたのがゲームというものでした。

 

スーファミを初めていじった幼稚園児がドラクエなんて短期間でまともにプレイなどできるわけもなく、単にビアンカと一緒にレヌール城行ったとか、ヘンリーと一緒にラーの鏡探しに行ったとか、その程度の思い入れですが、それでも初めて触ったゲームの思い出ってのは根深く残るものですよね。

 

人生初めての冒険、凄く楽しかったことを覚えています。

 

(民家のタンスとかめっちゃ漁ってたのを叔父さんに「お、泥棒泥棒w『泥棒のする』が出たぞw」って言われて喜んでました。)

 

一応、初めて全クリまで出来たのは中学生になってから、DSのリメイク版にてなのですが、それはまた別のお話…

 

簡単にですが、これが僕のドラクエVの思い出です。

 

さて、ではネタバレ込みの映画の感想を書いていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下ネタバレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

では書きましょうか。あんまりごちゃごちゃ書くのもどうかと思うので、以下3パートに分けて書きます。

 

 

1.キャラクターや舞台について。

2.ストーリーや話の流れについて。

3.例のシーンについて。

 

 

 

1.キャラクターや舞台について。

────────────────────

 

ここはかなり高評価だったりします。

 

何せみんなキャラが立ってましたもの。

 

「声優でなく俳優を使うと違和感が出る」なんて一般論で言われてますが、言うほど気にはなりませんでしたね。最後のエンドクレジットで、

「あぁ…そう言えばそうだったなぁ…」

ってなったほどですし。

 

 

敢えてキャラの評価が高い順にトップ3を挙げるとするなら、

 

1位:ゲマ

 

2位:ビアンカ

 

3位:パパス

 

って感じでした。ここら辺は人によって評価変わると思いますけどね。

 

ちょっと個別に解説します。

 

 

○ゲマについてf:id:fales-kily:20190906012510j:image

文句の言い様が無いですね。すーーーごいハマり役でしたし、発言のひとつひとつが悪役全開で、これ以上無いくらいの出来映えでしたね。こんな彼についていけたジャミとゴンズがうらやましい…

 

ゲマは設定上魔王系のモンスターではなく、ただの『ゾンビ系モンスターの上位』って枠なのですが、キャラメイキングでしっかり作り込まれていて見るからに『ゾンビ』でしたもんね。

(顎長かったのむっちゃ目についたけどそれも良かったですよね。)

 

あそこまで美しく最悪で自身の目的に忠実な最高の悪役そうそう居ませんよ。ほんと、ゲマは良かったです。他の人がそう言うのも納得でした。

 

 

 

 

ビアンカについて

意外と周りからの評価は低いビアンカさん。僕はそうでもなかったですし、むしろ僕は本編よりもユアストーリーのビアンカさんのが好きでしたね。

 

ビアンカさんってゲームではあんなに主人公のことイジるようなお姉さんキャラではないじゃないですか。上から~感は多少ありますけど、基本主人公に対しては誠実で、結構おしとやかで優しくて…

映画みたいに「アタシが居なきゃ何にも出来ないんだから」みたいな雰囲気ってまったくありませんでしたよね。

 

(まぁ、だから僕はずっとビアンカ派になれなかったんですけども…)

 

何を隠そう、僕はドラクエVの花嫁「デボラ派」です。今回の映画には全く出ませんでしたが。


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あぁいう引っ張ってくれる系お姉さん、我が強くて自分をしっかり持ってる、でも色んな所でパートナーを信頼してて支え合ってる、背中を互いに任せられる、みたいな女性がすーーーっごい大好きで、そういう意味で映画のビアンカは最高でしたね。

 

しかも要所要所で見せる顔が可愛い。

リュカから告白されるシーンとかもう…ヤバかった。

 


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普段強い顔してる女の子が見せる赤くなった顔とか涙目とか最高ですよね(性癖)

 

あ、子供が出来たことを耳打ちするシーンとかもめちゃめちゃ好きでしたグヘヘ。

 

 

 

○パパスについて

パパス役の山田孝之さん、って言ったらあの例の『勇者トシヒコ』の人ですよ。そんな人がよくこの映画のオファー受けたな、って感じですよ。

 

最後のオチを知ってた状態でアフレコをしろだなんて…熱狂なファンなら投げても仕方ないような中でよくあのクオリティのパパスを仕上げてくれたなぁと感動しました。

 

強くてかっこいい最高の父親でしたね。

 

…まぁ、それ以上の感想はないですけど。

 

 

 

 

○舞台設定について

改変がかなりなされてましたけど、良くできてたとは思いますよ?

 

ってか、本来ドラクエVって7,8時間くらいプレイしてやっとクリアできるってボリュームのゲームですからね。それを2時間の映画にまとめようと思ったらやっぱり色々と改変しなきゃいけないですからね。多少は目を瞑らざるを得ませんでした。

 

サンタローズって本来雪降ってるような場所ではなくない…?

→北の方の村ですし、ほら、「雪」って情緒に訴えかけるような描写が自然と多くなるじゃないですか。実際たくさんありましたし。あったかいスープが美味しそう、とか、身体をくっつけて暖をとる、とか、父の轍を踏んで歩く、とか。ああいう表現をするためにサンタローズを雪国にしたんならある意味正解だったと思いますよ?

 

・セントベレス山に街作ったのはどうよ…

→まぁ、作っちゃってそこに重要人物置いとけば、奴隷からの脱走も再び登山する際のマスタードラゴンとの飛行もやりやすいですからね。ドラクエ未プレイ勢への配慮や色んなすっ飛ばしなんかはしやすいんじゃないでしょうかね。僕は「は~なるほどそこにプサン置くのね、確かに時間のカットになってええやん。」ってはなりましたよ。いや、さすがにゲーム内で天空城が本来あった大陸からマスタードラゴンを飛ばすのはちょっと世界観的にも無理がありますよ~。ドラゴンの移動速度でも1日まるまるかかっちゃって、その間にゲマにバレちゃいますって(笑)

 

ラインハット小さくね…?

→尺の都合上しゃあないでしょ(鼻ほじ)

僕は最低限あったと思いますよ?ゲームの思い出補正で補完できてますし。

 

ビアンカの両親どこ行った…?

→尺の都合上s(ry

 

グランバニア城最初のドット絵で出してるんだからちゃんと舞台として出してフラグ回収してくれ~。

→それに関しては同意ですね。せっかく『王子』って設定があったのに勿体ない。主人公の地位が一気に上がった後にまた絶望が起こるのが良いんじゃないですか…

あと、マーサを天空人に設定しちゃったのもちょっと勿体ないですよね…それ、勇者が天空人×天空人で産まれることになっちゃうじゃないですか。それって完全に近親相か(ry

 

 

 

はい、キャラと舞台設定に思ったことはこんな感じでしたね。言及してないキャラやモンスターたちについてですが、細かい所を話すると長くなっちゃうのでカットで。

 

ほんとは話したいんですけどね。ジャミとかブオーンとかサンチョとかルドマンとかピピンとか。まぁ、それはまた別の機会に。

 

 

 

 

 

 

2.ストーリーや話の流れについて。

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端的に言うと、「勿体ね~~~~」っていう流れのオンパレードでしたね。

 

ドラクエVの話の流れってめちゃめちゃキレイに出来てて、全部全部が大切な要素だからカットするところなんて本来はひとっっっっつもないんですよね。

 

 

幼少期の妖精の国での冒険があったからこそ、大人になってからのゴールドオーブ回収に直結出来たのですし、

勇者の子供が産まれようとしてることを魔族が察知してたからこそ、ヘンリー誘拐があったんですよね。あれじゃヘンリーが誘拐されたのが単純に奴隷集めのためだったみたいじゃないですか。(映画の設定ではそうだったのかもしれないけど。)

あと、幼少期ビアンカとかベラとかマリアとかタバサとかデボラとかデボラとかデボラとか、すっっっっごい可愛い女の子たちも本来ならたくさん出てたはずなのにそういうのも全部カットしちゃってるんですよね。尺の都合とは言え、まじで勿体ないなぁ…って感じですよ。

 

まぁ、出来なかったことに文句を言っても仕方ないので、改変ストーリーの中で良かったことを言ってきましょうか。

 

 

良かったことその1

:フローラを振ってからのビアンカとの結婚。

これは個人的に嬉しかったですね。あのままじゃビアンカがちょっと不憫だな~って思ってたところにアレですもん。

僕は主人公がフローラを選んで結婚するならちゃんと「僕にはフローラじゃなきゃダメなんだ!」っていうハッキリした意思の元で結婚して欲しかったので、あの流れはめっちゃグッドでしたね。

また、フローラが老婆に変身してビアンカとくっつけたのも、フローラの人の気持ちを思いやられる優しい~ところが見えたわけですから、フローラ派の皆さんはもっとフローラが好きになったんじゃないですかね?(あと赤面したフローラめちゃめちゃ可愛かったですよね。)

ビアンカの可愛いとこと、フローラの優しいとこと、両方の評価を上げる良い演出だったと思います。

 

 

良かったことその2

:ブオーンが仲間になった。

個人的にこれもめちゃめちゃ嬉しいことでした。

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一応リメイク版ドラクエVテリーのワンダーランド等で『プオーン』というブオーンのちっちゃくなったバージョン(息子という設定も)が仲間になるので、それを踏襲してくれた感じでしょうか?とても感動しましたね。スーファミ版では叶わない希望をこういう場で叶えてくれる、っていうのは粋な計らいだなぁ…と思いましたよ。

しかも、最終決戦で助けが欲しい、って場面で来てくれるんですもの…あれはかなり感動案件でしたね。

 

 

良かったことその3

:最終決戦に助けに来る過去の仲間たち。

今しがた書いたことですが、この最終決戦にかつて忠誠を誓ったブオーンや、ヘンリー率いるラインハット軍、幼少期からずっと移動に利用してたあの船(←?)が助けに来てくれたことはもの凄い胸アツ展開でしたね!!あれはあの映画の中でも屈指の名シーンだったのではないでしょうか。

いやー、やっぱり船が助けに来てくれると違いますね。やっぱ船ですよ!

 

 

良かったことその4

:BGMで空飛ぶベッド♪が流れたこと。

個人的に僕がドラクエで最も好きな曲なので嬉しかったです。

ドラクエⅣやⅥの音楽がちょいちょい使われてたので「あ、今回は天空シリーズの曲ガンガン使ってく感じねなるほど」って思ってたらいきなりドラクエⅢのフィールドBGMも流れて「なんでやねん」ってなりました。

まぁ、でも一番好きな曲の2019年ver.が聞けたので満足ですよ僕は。

 

 

 

ストーリーで言いたいことはこんな程度でしょうか。思ってたより少なかったですかね。思いついたらまた書いていきます。

 

 

さて、話は例のシーンに移るのですが…

 

 

 

 

ここまで読んでくれた人には大変申し訳ないのですが、以下の内容では少し声をあらげさせてもらいます。文句を言いまくります。普段ひとの悪いところは言わない僕ですが、ちょっと個人への暴言や誹謗中傷を言いまくります。

 

それくらいにはショッキングな内容でした。

 

それでも読んでくれる方のみスクロールして下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.例のシーンについて

────────────────────

 

 

 

 


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なんじゃあ!!?!?あのキラークイーンのなり損ないみたいなきっしょいきっしょいヤツは!!!!!!

 

あれがミルドラースだと全国のドラクエ未プレイ勢が勘違いしたらどないすんねん!!なぁ???

 

俺たちのミルドラース返せよ!!!!


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ちゃんと腕組んで出てこいよ!!!!

 

寿司三昧でも行くんか???あぁ????

 

 

 

ウイルスソフトだぁ???大人になれだぁ???

 

 

かましいわ!!!!お前みたいな白いうんこに言われんでもちゃんと俺たちは自分の生きてる場所で精一杯大人やっとるんじゃ!!!

 

むしろ、こんな大変な日々の中で数少ない癒しや安らぎを与えてくれる楽しい楽しい映画の中にわざわざ出て来て土足(世界にそぐわないという意味)で踏みにじった挙げ句、「大人になれ」って言うことのどこが大人じゃ!!!

 

お前のやってることは「わ~小学生にもなってまだ仮面ライダーなんか観てる~」って言ってくるしょうもないクソガキと何も変わらんわ!!!お前のがよっぽど子供じゃ!!!!!!

 

大人ならひとの趣味に無駄に干渉しないで、尊重してやるのが普通だろ???

 

そんなことも出来んのか???言いたくて言いたくて堪らなかったんか???

 

前時代的にもほどがあるわ!!!!!!

 

脳ミソの中1回キレイにしてアップデートしてから出直してこい!!!!!

 

 

さて、これは映画視聴後に一緒に観てたアインズ(@eins_xd)さんに聞いた話なのですが、どうやらこの監督さんは、

 

「例のシーンをオチとして思いついたため、その題材としてドラクエVを利用した」

 

らしいですね…

 

 

 

 

 

 

 

お前はどうやったらそんな発想になるんや????????

 

どうやってもそんな落とし方したら各方面に怒られるに決まってるだろうが!!!!

 

それともそんな発想すら出来なかったか?

怒られるなんて微塵も思ってなかったか?

 

 

お前は人じゃねえわ!!!!

 

 

ゲームの登場人物、それこそ今回の映画の中に出てきたキャラたちの中にすらちゃんとあった「ひとを思いやる心」ってのがなんでお前の中には全くないんじゃ!!!!!!!

 

 

しかもお前の言いたいことって別に他のゲーム題材にしても良かったよね?

 

別にポケモンを題材にしてもええやん、ファイナルファンタジーの世界でやってもええやん。

 

なんでドラクエでやったの??ドラクエならやってもいいと思ったの??

 

非人道的にも程があるわ!!!!!!!

 

お前がそうやって軽んじてるものがいかにたくさんのひとの大事な大事な思い出になってたのかわかってんのか???

 

あなたのしたことはそういう人たちのこれまでの思い出全てを侮辱する行為だったんだけど、自覚してんのか??

 

自覚してないだろうな、お前のくっっっっっだらない発想のせいで全部「台無し」だよ!!

 

せっかく作ってきたこの美しい世界も、出てきたキャラたちのセリフも、お前のせいでぜーーーんぶぜんぶ最低評価だわ!!!

 

人ってのは1回冷めてしまうとなかなか火はつかないものです。

 

ウイルス殺して元のドラクエの世界に戻りましたけど、何も面白く感じませんでしたね。

 

最後ずっと最低な気分でした。

 

二度とこの監督の映画は観に行かんだろうな、って思いましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画、ってのはそれを観終わった後に何か物事について考えさせるような終わり方をするのがあるべきだと思っています。

 

が、今回の映画に関しては何も考えさせられるようなものがありませんでしたね。

 

全ての涙が引っ込みましたし、全ての肯定的な気持ちも失くなってしまいました。

 

僕もこの映画観て家族の大切さだとか、人を思いやることとか、まっすぐに生きようとか、そういう感想を持って映画館出たかったですよ。

 

僕が映画館から出て最初にやったこと何だかわかりますか?

 

 

『持ってたペットボトル握りつぶして地面に叩きつけた』

 

ですよ??

 

レイトショーで観たとはいえ、迷惑極まりないですよ。

 

映画でこんな気持ちにさせられたの初めてですわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-総括-

 

「終わりクソだと全てクソ」

 

 

 

 

 

 

あぁ…もっと良いことだけ書いた感想記事を書きたかったです…

 

 

 

ジョジョファンには申し訳ないのですが、おそらく今後『キラークイーン』を見る度に発作で狂ったようにキレ散らかすかもしれませんがご了承ください。別にキラークイーンが嫌いなわけではないんです…

 

 

 

 

 

以上になります。

 

 

 

 

 

以上で記事は終わりますが最後に1個だけ。

 

 

ドラクエVは本当に良いゲームです。

 

 

子供にやらせたいゲームをひとつ挙げろと言われたら間違いなく一番に挙げるでしょう。

 

 

だから、やったことない皆さんは是非やってみて下さい。

 

 

やったことのある皆さんは是非とも語り合いましょう。

 

 

今度こそ以上です。

 

 

せば(*・ω・)ノシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山崎貴イ…名前覚えたからな……