こんにちは。
最近毎日がエブリデイし過ぎてて、あと70年くらいしたら死ぬんじゃないだろうかと心配になってる@SUR(する)です。
先日、尼崎市立武庫東生涯学習プラザにて開催されたポケモンシングルの対戦オフ『第4回エフワングランプリ』にて、準優勝というめちゃめちゃに良い成績を掴むことが出来たので、構築記事を残しておくことにしました。
今回のエフワングランプリの対戦ルールは、
「上位トップ200位使用禁止シングル」
で、みんなの自慢の○○が飛び交う非常にユニークでカオスな環境でした。
詳しい内容はこちらにて。
そんな中で、僕の使用した構築がこちらになります。
…え??お前またイワーク使ったの???
いや、だってルール上使って良いんだもん。そりゃ使うよ。
なんてことはさておき、実はイワークはパーティ編成してて結構後の方に入ってきたポケモンだったりします。
そのいきさつについて、お話しましょう。
少し長くなります。
…
【日本昔話いわたろう】
昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんはこの世界で最強の存在でした。
おばあさんもまた、この世界においては、おじいさんには届かなくも、最強格のひとりでした。
ある日、おじいさんとおばあさんがいつものように机上の空論で世界を滅ぼしていると、おじいさんとおばあさんに歯向かうふたつの影が現れました。
おじいさんとおばあさんがあまりにも好き勝手するもんだから、上から咎めることができる聖剣士たちが環境に現れたのです。
おじいさんとおばあさんは困りました。
このままでは自分たちがやりたい放題するにはちょっと大変です。
そこで、彼らは空に輝く星にお願いをすることにしました。
「どうか、彼らをなんとか…一発で倒せなくてもいい…私たちが暴れられるような世界になってください…」
彼らが祈ると、星は一段と強く光り輝きました。
そして…
突然彼らの前に現れました。
「なんだぁお前は!?」
「オマエラ、困っているのだろう?オレが力を貸してやろう」
「生意気なヤツね…あなたに何が出来るって言うの?」
「知らないのか?俺は15年前、ガチ環境に君臨し、時代を築いてきた者だ。そして今現在、この世界で『ゲッコウガ四天王』と呼ばれている集団のひとりだ。ついでに言うと俺はなまいきではなくおくびょうだ。」
「『ゲッコウガ四天王』…だと??」
説明しよう。『ゲッコウガ四天王』とは、この世界(このルール)に存在する4体のゲッコウガのことで、そのメンバーは、
『ほぼゲッコウガ』こと「スターミー」
である。
「なるほど…確かにお前の力があればヤツらを葬り去るのも容易い…それにお前は俺の苦手なこおりにも強い…」
「私の苦手などくにも強い…」
「交渉成立だな。共に世界を獲ろう」
こうして、この3体は協力し、世界を破滅に導くことになりました。
彼らは強く、だからこそ強かった(小泉構文)。
そして、彼らは有名になり過ぎました。
そんな彼らを倒すため、新たな刺客が現れたのです。
それが
そう、『ライバルはエビフライ』こと、「マッスグマ」くんでした。
マッスグマくんは『あるけないけどおどれるよ』と言ってはその身体を使い珍妙な音楽を奏で(はらだいこ)、『けんかはやだよ』と言いながら同速勝負を無視してしんそくで殴ってくる、生きる平和主義者でした。
「平和主義者が最も厄介であることはボボボーボ・ボーボボでも有名だからな…どうするか…」
「ふふふ、簡単なことよ。くまにはくまで対抗よ。彼を呼びましょう」
こうして物理受けとして優秀、かつ打点と範囲も強力なくまが彼らの仲間に加わりました。
こうして世界を滅ぼすまでもう一歩…のところまで来ましたが、とある事件が起こります。
「なに?もうひとりの俺が聖剣士や有象無象のザコを引き連れて暴れまわっているだと…?」
「そう、もうひとりのあなたはこの世界を混沌に陥れるため、あの手この手で環境を睨んでいるわ。このままでは危険よ」
「参ったな…もうひとりの自分が辛くなるとは…早急に策を練らないと取り返しのつかないことになる…」
「ある程度はくまにお願いできるけど、それでも不安ね…」
「仕方ないな…取り敢えず知り合いを当たるか…」
「そうするしかないわね…」
そういうわけで、おじいさんは山へザコ狩りに、おばあさんは川へ技選択にいきました。
しばらくすると、大きな大きなゴミが「ろくぶらごっかい…ろくぶらごっかい…」と流れてきました。
「まぁなんて大きなゴミ!持ち帰っておじいさんに見せてあげましょ!」
-その日の夜-
「ただいまぁ…ってなんだこのデカいゴミは!」
「川に行ったら流れてきたの。早速中を開けてみましょう。」
「えぇ…どゆこと…?」
「じゃあ開けるわよ…ふんっ!あら…?
な、なにこれ!!!」
おじいさんとおばあさんが中を開けてみると、そこにはゴミのように汚いゴミが入っていました。
ランドロスは激怒した。
この邪知暴虐のゴミ山大将敗北者をどげんかせんといかんと決意した。
ランドロスには数値がわからぬ。
しかしめざ氷と技範囲、特性に対しては人一倍敏感であった。
というわけでこのゴミの塊も優秀と判断し味方に加えることとした。
こうして、2匹は5匹になった。
最後の1ピース。これをどうにかして埋められないかと仲間たちはうんと考えた。スイミーのようにうんと考えた。
しかし、答えは出なかった。
彼らはもう自分たちだけでいけるんじゃないかと成り上がってしまっていたのだ。
そして、ある日、また新たな事件が起きた。庭に巻かれていたステルスロックで全員が死にかける大事故が起きたのである。
「なんだこれは…どうせもうひとりの俺か、クソッタレの聖剣士の仕業だろう…次に会ったら…アイツらただじゃ済まさん…」
そして、数日間ステロは巻かれ続けました。
めちゃめちゃ刺さるので彼らにはすーごい厄介でした。
そしてある朝、ランドロスはふと、その犯人の影を見かけました。と、その影は凄い速さでステロを撒いたではありませんか。
「あのクソじじいめが、また悪さをしに来たな…?ようし。」
ランドロスは立ち上がって、腕に着けてるZリングを取って、躍りをしました。
そして空高く飛んで、
今帰ろうとする影をドスンと倒しました。影はばたりとたおれました。ランドロスはかけよってきました。庭を見ると、ステロがキレイに置いてあるのが目につきました。
「おや。」と、ランドロスはびっくりして影に目を落としました。
そこに居たのは長年の友人、イワークだったのです。
「イワーク、お前だったのか。いつもステロを撒いててくれたのは…」
イワークは、ぐったりと目をつぶったまま、うなづきました。
ランドロスは、Zストーンをばたりと取り落としました。青いけむりが、まだZストーンから細く出ていました。(おわり)
…
といういきさつです。
こうしてパーティが決まりました。
(半分くらい実話)
続いて個別紹介に移ります。
(以下常態)
○イワーク@レッドカード
NN:GoldenBomber
特性:がんじょう
ようきH132A124S252
ステルスロック/ほえる/ちょうはつ/だいばくはつ
令和に入ってからずっと使ってたヤツ。
普通の対戦環境で強いんだから、上位が禁止されてるルールならもっと活躍できるやろ?と、雑な気持ちで採用した。実際必ずステロを撒いてS判定して爆発ちゃんとしてと、仕事しまくりだった。
一応イワークについての記事:イワークを使ってみて。。。 - こうするとこうなる
決勝戦のvsポックルさん戦で、メノクラゲvsイワークの初代S70属対面したのめちゃめちゃおもしろかった。
○スターミー@いのちのたま
NN:スターノイド
特性:しぜんかいふく
おくびょうH4CS252
10まんボルト/れいとうビーム/サイコキネシス/ハイドロポンプ
ゲッコウガ四天王の一匹。技範囲火力共にこのルールのゲッコウガ。努力値の余りをHに振ったのは珠を持ってるため、1%でも耐える確率を上げたかったから。
命中率に臆せずハイドロポンプを押してればフラージェスを確定2発に押し込めて勝ってたかもしれない試合がひとつ(vsあおにしさん)あったため、大変悔やまれる。
イワークスターミーと並べて
「これがタケシカスミ構築です!!」
と、意気揚々と語っていたが誰にも気づかれなかった。悲しい。
NN:ゴミなだれ
特性:くだけるよろい
やんちゃA156C132S220
ダストシュート/じだんだ/ロックブラスト/めざめるパワー氷
某有名カイリキー使いの実況者さんが動画で使用していたランドロスキラーポケモン。実際の試合でも何度かランドロスを倒して…
ないわ。一回目のめざ氷で引かれてまともに仕事をしてなかったわ。
くだけるよろい発動後のSが速すぎて2回加速したワカシャモを抜き去った(vs kuniさん)時はさすがに感動した。
予選ではたくさんロックブラストを出していたのに、決勝戦では全然球数が足りなかったのが大変悔やまれる。どっか一回でも5発命中があったら変わってたかなぁ…
NN:ビアンカ
(本来使用したのは黄色)
特性:フラワーなんとか(死に特性だったので覚えてない)
ひかえめH4CS252
ムーンフォース/サイコキネシス/エナジーボール/はなびらのまい
物理耐久がないため、少しでも上から殴る機会を増やすためスカーフで採用した。
これで多くのポケモンに対してインチキできたので正解だったと思う。
今大会トップメタの一匹で、あまり選出しない方が良いとは思っていたがそれでも出さざるを得ない時が何度かあった。対策されててもムンフォが強すぎて勝ったこともあった。
めざパとか厳選してる暇がなかったので、無いよりマシ理論ではなびらのまいを採用したが1回も使わなかった。せやろな。
○キテルグマ@フィラのみ
NN:キラーテディ
特性:もふもふ
わんぱくH4AB252
どくどく/じしん/れいとうパンチ/ドレインパンチ
対マッスグマ最終兵器。
…として、採用してたはずなのにあり得ん硬すぎたせいで決勝トーナメント第一試合vs Uruさん戦にて、
の並びを一匹で壊滅させるという実績を得た。
意味が分からないくらい硬い。何でばつぐんのはずのダゲキのインファ半分くらいしか入らんのやろなぁ…
物理耐久だけはマジで凄まじかったが、特殊耐久が終わってるのもこのポケモンのかわいいところかもしれない。(無振りフラージェスのムンフォできぜつする。)
○ランドロス@ヒコウZ
NN:ラングドシャ
特性:すなのちから
いじっぱりH4AS252
今大会のKP1位ポケモン。あまりにもオーバースペックが過ぎる。
当然勝つために採用。
しかし、みたことのある技構成だなぁ…と思うひともいるだろう。
そう、御察しの通りもともと霊獣ランドロスで使ってたヤツの完全流用個体である。
ぶっちゃけると
「…まぁ、テキトーに使ってもコイツのスペックで何とかなるべぇ。」
って思って採用した。実際そうだった。
ランドロス対策にひかえめめざ氷で使ってた人もいたらしいが、イワークと最も相性の良いのはこの剣舞Zの型なのでこれで押し通すことにした。これによりヒコウZで耐久ストライク(vsカナエルさん)をワンパンなんてこともあったので良かったとは思う。
ばかぢからだけ、別の岩技でも良かったとは思うが、有象無象のノーマルタイプや、命中の安定、ダストダスと範囲が被る等あったため変えられなかった。ただ、そもそもばかぢから自体決勝戦以外一回も使う機会が巡ってこなかったので結局わからん。
追記:うちおとす採用してた天才がいた。そっかそれで良かったわ…
こんな感じでした。
今考えてみるとこのパーティ「サクラバトン」どうするつもりだったんですかね…?
ま、まぁ?誰も使用してなかったですし、環境読みが上手かったということで??
まぁ、こんなとこです。
Twitterで見てるひとは知ってるでしょうが、僕は令和に入ってからマジでずっとイワークを使い続けていたので、7世代の最後にオフ会で「準優勝」というかなり良い結果を残せたのは本当に嬉しかったです。(まぁ実はちっちゃいオフ会で優勝経験あるんですけどねイワーク。)
ここまで読んでくれた皆さんありがとうございました。
8世代で何使ってるか分かりませんが、こんな感じで楽しめたら良いなと思ってます。
それではこれにて!
せばな( ゚∀゚)ノシ